綴る阿呆

此処には阿呆な話しかない。

アイスといえば,ジャイアントコーンに限る

アイスといえばジャイアントコーンに限る。

第一に,そのボリューム。"ジャイアント"の名に恥じない,圧倒的な体積。ボリュームで奴と対抗しうるのは,ジャンボモナカかラーメン二郎,あるいはチェ・ホンマンくらいであろう。一説によると,ジャイアントコーン一頭の含有するカロリーは,435kcalにも達すると言われる。成人男性の消費カロリーは約2000kcal/dayであることを踏まえると,たった五本のジャイアントコーンで成人男性を一日駆動させることが可能である。

第二に,コーンの存在。アイスといえば,コーンが付随するものである。しかし,人類はコーンの存在意義をいつの間にか忘却の彼方へと追いやってしまった。群雄割拠するコンビニアイスの中で,現在もなおコーンを備えるのは,ジャイアントコーンを含めた数点に限られる。コーン付きアイスとは,斯くも稀少な存在なのである。

そして第三に,その安さ。上述した"ボリューム"ならびに"コーンの存在"を兼ね備えてなお,税込140円という驚異的な安さ。日本人サラリーマンの平均年収は420万円であることから,平均的日本人ならば年間30,000本のジャイアントコーンを購入可能であることが分かる。年収が1兆6635億円のビルゲイツならば,一年に118億8214万本ものジャイアントコーンを買える。

江崎グリコ ジャイアントコーン 140ml×20箱 【冷凍】(1ケース)

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ジャイアントコーン教の信者たる私は,同士との邂逅を求め,Googleで「ジャイアントコーン」と検索する。電脳空間の砂漠を練り歩く私の目に留まったのは,「ジャイアントコーン 業務用 1kg」というタイトルの一文。私は遂にパライソへと到ったと確信し,そのページを開いた。

 それは私が求めていた"ジャイアントコーン"では無かった。ミックスナッツに入っている,"なんかカリカリしてるやつ"だった。私はこの"ジャイアントコーン",結構好きである。ミックスナッツの中では,二番目に好きだ。一番はアーモンドである。求めていたジャイアントコーンとは違ったものの,不思議と私の心のうちに失望はなかった。"ジャイアントコーン"と名の付く物は,凡て善なることが分かったからである。

アイスといえば,ジャイアントコーンに限る。私のジャイアントコーンがアイス界を統べる日は近い。それにしても,"私のジャイアントコーン"とは,何だか卑猥な響きである。