アキタの檻

此処には阿呆な話しかない。

デッサン講座を無料体験して得られた,一つの教訓

先日,何を血迷ったか,デッサンの無料体験レッスンを受けてきた。

大学院では土日返上で研究に勤しんでいた私だが,今や晴れて会社員となり,完全週休二日制の恩恵を受けている。

 

先月までは,休日はひねもす読書に耽っていた。活字の世界に浸り,時間がただ過ぎ去るに身を任せていた。

しかし,生粋のインドア人間たる私でさえ,それには飽いた。

何か趣味が必要である。

そこで,かねてから興味のあったアートの世界に進出することとした。

レッスンでは,まず,目の前にあるボトルを,我流で描くようにと言われた。

5分後に書き上がったのは,目を背けたくなる様な代物だった (以下の写真(左))。

その後の一時間で,デッサンの基本的なセオリーを教わった。

そうして出来上がったのが,以下の写真(右)だ。決して上手くは無いが,左と比較すれば雲泥の差だ。

 

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ただし,レッスンを受けて最も印象に残ったのは,「たった一時間でここまで上達した」という事ではなく,レッスンの終盤に講師が発したある一言である。

それは「独学では,たった一時間ではここまで上達しない。上達するには,ちゃんとした先生に教わるのが,一番の近道だ」という言葉だ。これはもちろん,お金を払って本レッスンを受講してほしいという宣伝文句でもあろうが,私はそれ以上に示唆深いものを感じた。

私はこれまで,勉強も趣味も,何もかも独学でやってきた。

独学は,お金はかからないが,時間がかかる。

お金が無く時間だけは膨大にある学生時代なら独学で良いかもしれない。

だが今後は,お金はあるが,時間が無い,という方向にシフトしていくだろう。

「独学史上主義は改めなければならない。他者から知識や技術を学ぶことには,金を惜しんではならない」という教訓を得た。

無料体験レッスンで。